長くお話をさせていただいて、自分の中で輪郭を帯びたこと。
「アートとは利己で、デザインは利他」
だから人との関わり合いは、後者にとっては必須。
そして僕はWebデザインに興味がある、ということ。
素晴らしい個展でした。ありがとうございました。
夏が大好きです。夏のことを想うとドキドキしてきます。
去年の夏は素晴らしいものでした。自己ベストの夏でした。
今年はそれを越えなければなりません。
今から楽しみです。
今回は構図に関して。
僕はよく「3分割」の法則をよく使います。
簡単に説明すると以下の図のように、
画面を縦とか横とかに3等分して、
その接点に要素を持って来る、というもの。
本当に基本的なものですが、絵画や写真など、
意識してみるといろんなところで使われています。
以下、例を挙げておきます。
こんな感じです。
交点にモノを置くのはもちろん、ライン上に要素を配すると良いでしょう。
この3分割の法則、何にでも応用が効き、
うちではページレイアウトそのものにも使っています。
こうするだけで、スクロールしたときの視点の流れがスムーズになりますよ。
今年のはじめに、富山県の家具デザイナーさんの工房を
取材させていただいたのですが、
そのときの雪の凄さを、ふとした時に思い出すことがあります。
都会の静けさは0になることはあっても、マイナスになることはありません。
あそこには確実にマイナスがありました。
詰め込みすぎて手も足も出なくなった時、酷く思い出します。
そういう時、もう一つだけ工夫してほしいことがあります。
それはセルフタイマーを使うということ。
最近のカメラは「2秒」「10秒」など、
セルフタイマーの間隔を調整できるものが多いのですが、
例えば三脚に固定し、さらに2秒のセルフタイマーを掛けてください。
全くブレなくなります。
それは「見慣れない写真」であること。
魚眼レンズで撮った写真が良い例です。
もし我々が普段見ている世界がああいうものであれば、
少しも面白くなかったでしょう。
つまり、「普段見慣れない目線」からの写真は「面白い写真」になるわけで、
そうするためには「普段とらない体勢」で撮ってみると良いでしょう。
床に寝転がって撮ってみたり。
天井スレスレまでカメラを持ち上げて撮ってみたり。
普段と違った世界が撮れるかもしれません。